補酵素とは酵素の働きを助ける役割をするもので、ビタミンやミネラルのことです。酵素だけを摂取するより補酵素も併せて摂取することで、酵素の働きを高めることができます。代表的な補酵素には、ビタミンCやビタミンB群、カロテノイドなどがあります。 ビタミンCは野菜や果物、イモ類などに多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に重要な働きをする補酵素なので、不足してしまうと骨や腱が弱くなるだけではなく、血管が脆くなったり出血しやすくなったりします。また高い抗酸化作用があるため、免疫力を高めたり肌荒れを防いだりする効果もあります。 ビタミンB群は、生きていくためのエネルギーを生み出すのに欠かすことができない成分です。また、脂質を酸化から守る働きや心を健やかに保つ働きもあります。このようなビタミンB群は、植物性食品の中に多く含まれています。 カロテノイドは緑黄色野菜などに多く存在する色素成分で、油に溶けやすい性質があります。強い抗酸化作用を持つため、老化防止やがんの予防にも効果があると言われています。